マクラメブレスレット 長さ調節を可能にする方法

マクラメブレスレットの長さ調節の方法はいろいろあるのですが、大きな石を使ってある程度重みがある場合や、装着した時にできるだけすっきりと、それでいて長さ調節を可能にしたい。そんな場合に私がおすすめするT字金具を使用して製作するマクラメブレスのエンドパターンです。

T字フックとは円と棒のがペアになっていて円の中に棒を傾け通し、ちょうど突っ張り棒のようにロックすることで止めることができる便利な金具パーツです。


それではそのT字フックを使ってブレスを留めるエンドパーツを製作してみましょう。

T字フックを使ったブレスレットの留めパターン1(21.交渉の印を使う)

右上にT字フック左下に2つの長さ調節穴(21.交渉の印)を製作し取り付けました。

21.交渉の印
マクラメブレス エンド処理(T字フック使用)
T字フックを傾けます。
ブレスを腕に巻きつけ穴の後ろから手前に傾けたT字フックを通します。
T字フックを通しました。
T字フックを元の状態に角度を戻してロックが完了です。

この状態できつい場合、もしくは短くて止まらない場合は隣の穴を使います。

ブレス装着の様子

T字フックを使ったブレスの留めパターン2

右にT字フック、左にタッチング編み(均一の印)で製作した輪っかを作ります。

7.均一の印
T字フックは結び目の位置をずらすことで長さを調節することができます。
左側に結び目を1センチほどずらしました。
輪っかの中に角度を傾けたT字フックを通します。
T字フックを元に戻してロックします。これで完成です。
きついときはこのように長さを調節できます。
留めた様子
T字フックを使ったマクラメブレス完成

どうでしたか?自分用に製作する場合はあらかじめ付いている輪の金具パーツを使ってぴったりのサイズで製作することももちろん可能ですね。

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ABOUTこの記事をかいた人

マクラメによる作品を長年製作してきました。開催したワークショップや作品の制作中に得た気づきなどをオラクルノット(Oracle knot)にまとめました。