2.土台の印の作成する(紐の追加方法を学ぶ2)

2.土台の印

土台の印(ドダイノイン)について

土台の印のキーワードは、環境、大地、土地、広がり、拡散、展開、選択肢の追加、そして場所です。

生まれ持った環境からくる考え方のバランスを整え、生活の基盤に対する信頼や心の安定を保つしっかりとした土台を構築していくことを表します。これらはそこから広がり無限に展開していくようなパワーとなります。

この紐の追加方法、編み方はマクラメタペストリーやマクラメハンギングなどの始め方としてもよく使われます。

応用編でペンダントの土台からエネルギーを引き上げ展開させることができる印です。この印は10.種の印、18.勢いの印に展開していく基礎となります。

マクラメ基礎動画 紐の追加方法

紐の追加、土台の印

土台の印

準備するもの

  • ライター(焼き留めに使います)出来ない場合はセロテープ
  • コルクボード&ピン
  • ワックスコード(蝋引き紐)
  • 厚紙 厚手の画用紙か和紙
  • 定規
  • ハサミ
  • ボンドまたはのり

目的

マクラメ初心者のための紐追加のための技術練習 紐の配置を理解し簡単な紐の追加の方法を練習する。

自分の意図を確約したタリスマンカードを制作する。

紐の配置設定

初めの設定

1.軸紐の両はしをピンかセロテープなどで固定します。(ここではわかりやすいように紐の色を変えて説明します)

中心部分で折り曲げた、追加用の紐を7本用意してください。

2.軸紐の裏側を通るように折り曲げた追加紐をスライドさせてください。

3.アーチの部分を手前に折り曲げます。

4.アーチの裏側にあったAとBの紐をアーチの全面へくぐらせます。

5.AとBの紐を引っ張り紐をしっかりと締めます。(ここまでは1.源の印の紐の追加方法と同じです。)

6.紫色の軸紐の上にAとBの紐をこのように配置してください。

7.AとBの紐の先端を軸紐の裏側を通りアーチの前面へ通します。


8.紐 AとBをした方向へ引き結び目を締めます。

9.結び目を軸紐に沿って右側にスライドさせておきます。

10.同じようにして2から9の工程を繰り返し追加していきましょう

右側にスライドさせて並べておきます

10.完成です。90度全体を傾け、下の図のようにアーチ状に配置してみましょう。

完成

ここからはワックスコードを使っての解説となります。

カードの作り方

ここからはカードの製作となりますので初めにこちらのリンクを参照くださいね。→オラクルノットカードの作り方

1.赤い紐でちょうど中心部分(7本目)あたりに自分の意図を結び留めてください。

2.コンパスなどを使ってカードに穴を開けます。

3.紐を通していきましょう。(写真は表面)

4.余分な紐をカットして焼き留め仕留めます。赤い紐はセロテープなどで留めておいてください。

完成です。

オラクルノットⓇ マクラメ講座のお知らせ

ABOUTこの記事をかいた人

マクラメによる作品を長年製作してきました。開催したワークショップや作品の制作中に得た気づきなどをオラクルノット(Oracle knot)にまとめました。