9.契約の印(その1)マクラメ基礎の結びと紐の設定

契約の印
9.契約の印

契約の印(ケイヤクノイン)について

キーワード 自分自身で選んだ宇宙との契約。感情や思考、願望やイメージを圧縮したもの。創造のパワーの源(外に表現されていく前の最終段階・蕾)決定事項、意思を止めるまたは宇宙へ願いを受け渡した(表明した)それらの痕跡を表します。

契約の印はその人が自分自身で決めた宇宙との契約や決定事項を思い出すことを示しています。結びという圧縮された点にあたなの聖なる意図を託してください。意識的に設定した点と点があなたを目的地へと導きます。このエネルギーが集中した結び目は意思を思考を物質や現実に変換する変圧器のようなものです。正しい意図の配置と使い方によりパワーが一定以上に達した時その結び目を通じて現実となって花開きます。

契約の印は全部で4種類の結び目(焼き留め)からなる設定の印シリーズの中で最もパワフルで重要な印になります。結び目(焼き留め)を作るときに、イメージや言葉(アファメーション)、願いを意図してみてください。これは結び目の魔法の基本となります。

ここから発展する印が22.王冠の印、21水瓶の印、15.鱗の印、14開花の印、13.方向の印、23.弓矢の印、24.交渉の印となります。

準備するもの

  • ライター(焼き留めに使います)出来ない場合はセロテープ
  • コルクボード&ピン
  • ワックスコード(蝋引き紐)
  • 厚紙 厚手の画用紙か和紙
  • 定規
  • ハサミ
  • ボンドまたはのり

目的

マクラメ初心者のための技術練習基礎編。結び目の基礎と焼き留めの基礎を勉強します。

自分の意図を確約したタリスマンカードを制作する。

A独立の印

2本の紐を使って結んだ結び目ですが、一本の紐を引き抜くことができます。

キーワード 初めの設定は他人を巻き込んだ契約。(補助、または比較の対象)のちに独立、自立、信頼関係を作っていく印

紐の設定

1.20センチほどの2本の紐を用意してください。

2.そのうちの1本で輪っかを作っていきます。

3.2つに折りたたんだ紐をさらに2つに折りたたみます。

4.先端を手前に折り返し小さな輪ができるようにします。

5.先端の2本を話の中に通します。

6.紐の先端を引き上げ結び目を締めます。

7.輪っかをピンやフック(セロテープ)などで固定しておいてください。

8.紐を通します。赤い紐の先端を右側から裏側を通り前面を通過するようにしてください。

9.紐の両はしをクロスさせます。AがBの前面へ来るようにしてください。

10.Bの先端を全面から輪の後方へ通過させます。

11.このようになります。

12.両はしを引き結び目を引き締めます。

13.完成です。この紐の設定は後からたくさん出てきますのでぜひ覚えましょう。

この結び目は青い紐のむすび目をほどき紐を引き抜くことができます。

ここまで、A独立の印を解説しました。次のページで、B,契約の印、C結びの印を解説していきます。

→9.契約の印のカードを作る(基礎の結び方その2)

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ABOUTこの記事をかいた人

マクラメによる魔法の杖制作のプロ。「マクラメを使った本物の魔法の杖を制作したい!」という思いから、マクラメ編みを宇宙からの暗号、伝言と捉え研究し、制作中に得た気づき、ノウハウなどをまとめてみました。 マクラメカードを使って作品を制作していくオリジナルな方法をオラクルノット講座として発信しています。