焼きどめの印

オラクルノットは紐の結びと意図そしてそれを留めるために火のエレメントを使う魔法です。

焼きどめの印は意思や意図によって作られた印をそこに留め封印します。この印に関しては一度も紐が組まれたり結ばれることがありません。その名の通り焼いて留めるのです。

似ている印として結びの印というのがありますが、こちらは意図から展開し始まっていく編み印であるのに対して焼きどめの印は、出来上がった意図を最終的なものとしてそこに留める。という違いがあります。

オラクルノットで使っている紐はワックスコードまたはロウビキ紐と呼ばれるもので、紐には蝋がコーティングされたナイロンやポリエステルの丈夫な紐を使用しています。なので火を近づけると溶けてロウソクのように液体になります。溶けた部分を素早く押しつぶしてシールすることができます。(大変熱いのでやけどに注意)

これは調度、手紙に蝋で封をするシーリングというアイテムに似ています。とてもシンプルな印で、必ずといって良いほど使う技術です。

蝋を溶かす火の扱いには練習が必要ですが慣れてくると簡単に扱えるようになります。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

マクラメによる作品を長年製作してきました。開催したワークショップや作品の制作中に得た気づきなどをオラクルノット(Oracle knot)にまとめました。