石包み上級テクニック・エネルギーパズル

オラクルノットでいうエネルギーパズルとは自分が作り出すことができるエネルギーパターン(モチーフ)をどのように組み合わせたら今よりも良くなっていくかということを考えるためのパズルです。目的はその時点での自分の最高のエネルギーの調和状態にアクセスしそれを物質として表現すること。自分自身の周囲に取り巻いているエネルギーの殻に美しいエネルギーの彫刻を施し、内側の光でその模様を外に照らし出すようなことだと考えて見てください。

技術面では、枠編みができない原石や化石などを包み込むテクニックとして使えます。これができると枠編みの装飾としても使えるので作品の装飾バリエーションが増えます。

どんなものが出来上がるか?

これから製作していくものは、縦、横、奥行きがある石包みペンダントです。これは360度様々な角度が、表となっても良いように編んでいきます。お守りのような特別な石や原石のエネルギーを編み目のモチーフで包み込み身につけることができます。

石包みペンダント作り方

エネルギーの特徴を形にするパーツ作り

縦、横、奥域のある パーツを製作します。例えば、平面で製作したものに両極から反回転の力を少し加え、ひねるとアーチ状になったり奥域が出ます。

その人の持つ特有のエネルギーパターンや能力は一点に不可がかかった状態、(集中)や張力(程よい緊張)などがかかった時に起動します。なのであえて不可をかける=両極から反回転の力を加えるや、紐を張る(モチーフにアーチを作リ出す)ということをやります。

普段=2Dでいざとなると本領発揮=3Dになるようなものです。

オブジェクトをねじる

オブジェクトにねじる要素を加えたもの

6.脊椎の印と18.勢いの印で製作されたパーツ3D
螺旋によるねじれ2D

紐の軸を少し絞るように螺旋状のモチーフを作り、紐を張る力を加えねじれを生じさせるという方法もあります。

また2つの紐を交差させ立体感を出しても良いでしょう。

ラインを交差させる

様々なレイヤーが所々重なり合ったり、形を固定するために意図的に接点を止めたりしていきます。

接点を止める

エネルギーをパズルする。

イルカの化石を石包みしている様子

出来上がったパーツ同士を連結させ中心に空間を作り出します。この空間は原石に合わせて形作っても構いません。モチーフのどの部分を接続するかによってデザインが変わってきます。最終的には中身の石が抜け落ちないように石の周囲を全体的にモチーフ同士で連結し石包みを完成させます。

完成した石包みペンダントトップ

エネルギーピースを組み合わせて連結させる。

連結、凝縮させる

大切なのは、自分の中でそれが調和がとれて心地よいパターンになっているかという点です。エネルギーパーツの組み合わせで、石の周りのエネルギーをセットするように、納得がいくまで、モチーフを新たに追加したり、組み合わせを変えて見たりしながら製作してください。

螺旋で制作する石包み

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ABOUTこの記事をかいた人

マクラメによる作品を長年製作してきました。開催したワークショップや作品の制作中に得た気づきなどをオラクルノット(Oracle knot)にまとめました。